いずみ建築設計が建材として勧めるものがあります。
それが漆喰です。
ただ住宅ではなかなかみない漆喰を使ったものは見ません。(こんなに良い材料なのに。。。)
そこで今回は、漆喰の良さと、なぜ漆喰が住宅で使われないのかを解説していきます。
漆喰は湿度調節の優れた性質と、健康に対するポジティブな影響力から注目を浴びています。
漆喰は湿気を吸収することだけではなく、湿度が低い場合には湿気を放出することができます。
この性質により、室内の湿度を安定させ、快適な環境を維持することもできますし、何より健康への影響もポジティブな部分が高いです。
漆喰を使った室内は空気も清浄となり、快適な環境が提供され、居住者の健康にも良い影響を及ぼすことが期待されます。
健康面にも、湿度調整にも優れた漆喰という存在。
しかし、なぜ漆喰がまだ広まっていないのでしょうか?
その理由の一つは、漆喰の価格と施工にかかる時間です。
漆喰の価格は他の壁材と比べて高く、施工に時間がかかることがあります。そのため、予算を抑える必要や工期の短縮が求められる場合、他の選択肢が選ばれることが多いです。
比較されるものが他の壁材との違いですが、特にビニールクロスは価格面や施工面でも比較されてしまいます。
漆喰と一般的な壁材(例: ビニールクロス)との比較を行うと、湿度調節における漆喰の優れた特性が際立つ一方でビニールクロスは価格面も抑えられ施工もスムーズです。
家の価格を抑えることも考えると、建築会社側から強く要望されない限り漆喰の提案もなかなかありません。
ただ漆喰はその特性から注目に値する建材であり、湿度調節や健康への良い影響が期待されます。
今後、漆喰の普及が進むことを期待し、興味のある方は地元のホームセンターや専門家に相談し、適切な漆喰の選択肢を検討してみることをおすすめします。
当社では滋賀県でも珍しい漆喰の施工を得意とし、何より漆喰の良さを感じたことでモデルハウスにガッツリ漆喰を使うぐらい行っております。
漆喰に関しての住宅建築を考えておられる方はぜひご相談ください。